エレベーターはありません。
古くなったからこその良さを。
建築好きにはたまらない、桜台ビレジの設計氏内井昭蔵の手掛けたヴィンテージマンション、宮崎台ビレジ。
建物の素晴らしさはもちろんですが、1971年に建築されて今も変わらず、むしろより建築当初より良くなっているのでは?と思わせる背の高い木々が生い茂る迷路のような中庭。
その中庭を囲むように建てられた建物はどの部屋からも溢れんばかりの緑を楽しめます。
中庭に面する南向きのリビングと和室、キッチンには、燦々と陽の光が差し込みぽっかぽか。
北向きの洋室からは、高台ならでは!はるか遠くまで街を一望することができます。
3面採光で風通しも良く、葉が風にそよぐ音が聞こえるほど静かな環境です。
平成26年にリフォームされてはいますが、水回りのサイズ感は昔のままなのでかなりコンパクト。
古さを感じる我慢ポイントもちらほらあるので、その辺を受け入れられる方でないと難しそうです。
それでも、天井付けの背の高い窓とか、その窓から見える中庭の緑とか、バスルームの可愛らしい木枠の窓とか、古いが故の良さを味わいたいという方にはたまらない建物。
この歴史的名作と歳を重ねてくださる方、お待ちしています。
※壁が剥がれていたり、多少のリフォームが必要な箇所があります。
※傾斜地の下側の棟なので、建物に入るまでは、さほど急な坂や階段を上る必要はありませんが、お部屋は5階で、エレベーターはありません。
※バルコニーが狭い為、洗濯物は共用の屋上に干すこともできます。