夢の詰まった船のような家
京浜東北線で品川から5駅、川崎駅のおとなりが鶴見駅。
その鶴見駅前の曹洞宗大本山總持寺のゆっくり登って行ったその先の高台にある一戸建て、それが今回の家。
工業デザイナーをしているご主人の知り合いの建築家が設計をした自邸は、見た目にもマッシブでスタイリッシュなコンクリートの2階建て。
敷地の形を最大限に活かした鋭角の三角形のような造形は、まるで大海原を走る船のよう。
住宅街の角にあり、この一帯では眼を見張る建物に違いありません。
1階エントランスから中に入ると、広い土間がお出迎え。
ここはご主人がDIYや工作をしたり、自転車を置いたり整備したりと多目的スペースとして利用できる。
職業柄、ここを仕事スペースとして作業するために作られたそう。
ざざっと並んだ収納スペースの中には蛇口も隠されており、水仕事も出来るので植物を置いても良いかもしれませんね。
1階はベッドルームが2部屋とストレージ。
手前側の横長のベッドルームは、真ん中で部屋を2部屋に区切れるように設計済み。
3SLDKへも変更可能な自在さがうれしい。
庭に面しているため、道路は近くとも目線も気にならない。
2階はまるっと30帖、天高2.5mの大空間リビング。
まさに圧巻という言葉が似合う空間は、壁面にざざっと並べられたご主人造作の本棚が。
図書館ですか…?と思わず言いたくなるその空間は様々な使い方をして楽しみたくなる仕組みの一つ。
リビングの先のバルコニーは、高さがあるので他からの目線を遮りつつ、広い空を占領できる気持ちの良い空間。
テーブルと椅子を並べてゆっくりするも良し、バーベキューするも良し、植物を育てるも良し、お子さんをプールで遊ばせるも良し!
庭のみならず、広いバルコニーも得られるのは一戸建ての特権。
明るさと広さ、収納や使い勝手もあるキッチン。
こちらはなんと、当時ご主人がデザインされたそう。
L字型で使いやすい配置、さらに窓から見える緑、ここで作業する時間が楽しいものになる工夫がされている。
サニタリーも窓が多く、光がたくさん入るので家のどこにいても気分が良い。
洗面台付近はキッチンと同じくシンプルなステンレスのものに、ドイツ製の水栓金具を取り付けたりと細部にまでこだわりが感じられる。
サービスバルコニーに面したバスルームは、壁に珪藻土を利用し床はコルクタイル貼り。
このサニタリーもご主人がデザインされたというから驚く。
都心へのアクセスも悪くなく、駅前の便利さも際立つ鶴見駅立地。
京急線へもアクセスでき、羽田空港への行きやすさは抜群。
駅からはお寺の敷地を通らせてもらって、毎日参拝気分ながら駅アクセスも思ったよりも悪くない。
駅からの徒歩距離も、実質15分以内の印象です。
唯一無二の船の舵取り、次の操縦手を募集します。
*詳細な住所の記載はオーナーさんの意向により伏せさせていただいております。
詳しくは担当者へお問い合わせくださいませ。