そのまま住むのか、改装するのか。駅近都心に住むのか、自然を得るのか。
わたしがここに住むのなら、どうしよう・・・?
そう考えられる余地のある物件って、とても面白い。
たとえば、そのまま引き継ぐ。
平成10年にリノベーションされたこのお部屋を、今のオーナーさんが平成20年に購入されてそのまま住んでいたので、壁紙などの表装の手直しとクリーニングのみでも住める状態。
経年変化でツヤが増し、どこかレトロで懐かしい雰囲気の残った家は、今はなかなか多くはないので、これを活かしてみたくなる。
たとえば、思いきってフルリノベーションしてみる。
注意点としては、このマンションは壁式構造のため、リビングと洋室の間の壁は抜けず、ドア1枚分の開口以上に広げることは出来ません。
キッチンやバストイレを囲う壁も躯体のため、抜くことはできませんが、その分リノベーション費用は抑えることが出来ると考えましょう。
既存の間取りはウォークインクローゼット、下駄箱、リビング・洋室収納にキッチン収納。
リビングの窓下にある、ベンチは収納にもなり座ることもできる万能家具でもあるので、そのまま引き継ぐでも、新たなリノベーションの参考にも。
日当たりが良く、風通しも見晴らしも良いリビングの先には多摩川が。
リビングからは春には満開の桜を眺めながら、四季折々の川の景色を眺めながら過ごす毎日が待っています。
自然多いエリアなだけに、多摩川土手や等々力渓谷、二子玉川公園など周辺にも自然豊かな環境が。
小さなお子様を自然の中で育てていくのも楽しいし、ペットも喜びそう。
その分どの駅からも徒歩約15分と駅距離はあるものの、駅までの運動がてら散歩がてら、日々の移動時間も楽しく、ポジティブに変換できれば問題ないかと。
バスに乗れば、二子玉川駅や多摩川駅までアクセスでき、大井町線と東横線を利用することも可能。
選択肢がある分、行き先によって経路を変更して向かえる点は案外利便性が高いかも・・・?
エレベーターが無いことは多少ネックになってしまうけれど、キッチン窓を開けたところのケヤキの木の緑や、最上階角部屋の採光と風通し、窓からの景色。
箱としてのポテンシャルが高い一室。ぜひ、一度ご覧になってみてくださいね。