写真と文章は前回募集時のものです
あなたと螺旋階段…二人の時間が今動き出す?
『もう随分と昔のことである。
私は螺旋階段のある家に住むことを夢見ていた。
とはいえ、きっと生涯そのような家に住むことはないのだろうとも思っていた。
そして、忙しい日々の中で螺旋階段のことを考える時間は次第に減っていき、
やがて、夢見ていたことさえ忘れていった。
そんなある日、内覧で訪れた部屋…
中に入るとそこにはあの日夢見た螺旋階段が立っていた。
優しく、けれど確かな視線でこちらを見ている。
螺旋階段と目があった時、
「ずっと待っていました。」
そう声が聞こえた。
私は静かに頷いた。
おうぎ形の階段を一段一段踏みしめるたび胸の鼓動が高鳴るのを感じる。
まさか、螺旋階段のついた部屋に住めるなんて。
「RA… SEN…」
ここから新しい生活を始めよう。
そう決意した。
つづく』
この物語の主人公は自分だ!という方、
だいぶいい感じですね。
全力で応援します!
空室がなかなか出ない、空き予定が立ったら次が決まっている…
というような人気物件なので、お早めに!