どれくらい風が吹けばあの夏に戻れるのだろうか
プールサイドにあるレモンイエローの浮き輪
芝生のスプリンクラー
水滴光るグラスを片手に微笑むあの娘
切り取った夏の風景が浮かぶような窓が印象的な家だった。
30帖のリビングは、天井が高く、その広さに思わず息を呑んでしまう。
両面採光のその部屋は、心地よい風が抜けて、夏の照りつける日差しがちょうどよく入ってきていた。
緑に囲まれたリビングとダイニングからはテラスへと出ることができて、
子供向けの小さなプール似合うちょっとした庭に仕上がっている。
2階へ上がると、洋室が5部屋。
17.5帖のメインベッドルームを除いた4部屋はどれも遜色のない広さの部屋で、
収納も窓もしっかりとついていた。
浴室が2つにシャワールームが1つ、それにトイレが4つある。
さながら外国の邸宅を彷彿とさせる規模の一戸建てがずらりと並んだ一角。
都心にありながらも少し離れた閑静な住宅地は、
夏になると蝉の声と、時折聞こえる子供達が遊ぶ声が聞こえてくるだけで、
避暑地なんていう言葉が似合う、そんな場所だった。
ミラージュ。
この夏が現実でも夢でも、この場所ですぎる季節をいつまでも想っている。
(備考/注意点)
・ピアノ相談可能
・ペット飼育時:敷金1ヶ月積増
・退去時通常清掃費用:250,319円
・入居人数5名まで
・ゲスト駐車場あり