竹下 太陽と月 609号室

ビタミンカラーのガラスブロック 元気でるー!

ビタミンブロックのあたりに冷蔵庫がちょうどいいかな。

まばゆい光が入ってくるキッチン。換気扇がレトロだなぁ

正面の扉はお手洗い。洗濯機置き場はオープンに。

コンロはお好みのものをどうぞ。

お部屋は2つ。カラーが違って面白い。

左側のお部屋。無垢の床が気持ちいい!

襖はカーテン代わりにもなりますね。視線は気にならないので開けたままでも◎

すぐ近くにバスの営業所がありました。

天井も面白い!夜はより綺麗にお部屋を照らしてくれそう

このステンドグラス可愛すぎる

右側のお部屋は落ち着いた印象です。エアコン完備。

収納も付いてます。

スッキリだけど充実したトイレ。

木の板が貼られたお風呂。温泉宿っぽくて個人的に好き笑

洗面台はお風呂と一緒です。

玄関もシンプルですね。シューズボックスは1人、2人用かな。

共用部の渋さたるや。エレベーターはありますのでご安心を。

個性的なリノベ部屋が揃うヴィンテージマンション。

間取り

定期借家契約2年(再契約可能)

同じだけど、雰囲気は違う

物心ついた時から「太陽と月みたいだねぇ」と、
近所のおばちゃんによく言われてきた。

そんなの知ったことかと悪態をつく自分に反して、
陽気な姉は「ありがとうございます!」と笑顔で返す。

俺と姉ちゃんは二卵性の双子。
顔は似ている方だと思うけど性格は全然違う。
明るくて天真爛漫な姉と、物静かで愛想のない弟。

そんな正反対の2人が社会人と大学生になった。
勉強嫌いな俺は就職、姉ちゃんは進学の道へ。
やっと1人になれると思っていたのに親が出した答えは2人暮らし。
俺の給料が安定するまでの辛抱だ。
とはいえバルコニーがない部屋なので、
全自動洗濯機を買ってくれた両親には感謝しないと。

俺は迷いなく右側の落ち着いた部屋を選んだけど、姉ちゃんも左側の部屋が良かったらしい。

パンパンに詰め込んだ荷物をほどいていると、
会社から配布されたマナーについての冊子が目に入る。
ちょっと不安になって溜息をついてしまった。

「ねー!私のお部屋のステンドグラス可愛くない?
 あ、でもそっちのガラスブロックも素敵〜」

やれやれ、姉ちゃんは楽しそうで良いな。

「マナーの冊子なんか読んで、新社会人って感じだね!
 頑張りなよ!落ち込んだら私がいるからさ〜」

肩をブンブン揺らされて思わず笑ってしまった。
おばちゃんの言う通り、姉ちゃんは太陽なのかもな。
もし姉ちゃんに陰りが見えた時は俺がひっそり照らしてやろう。

fin.

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