後世にまで受け継ぎたい物件(2016年にリノベーションをしています)
【室内写真はリノベーション前のものです】
いくつものヴィンテージマンションを紹介してきましたが、
戦前生まれにはなかなか出会えませんでした。
木造・洋館造りの建物です。
1930~37年の間に賃貸集合住宅として5棟が建てられましたが、うち2棟は戦争で焼失し、
残る3棟が現役のアパートとして、管理人、住人に大切にされ、住み継がれています。
戦前の建物といえど、そのモダンなデザインは今もなお古びていません。
ベージュ色の漆喰の壁と黒の木製のドアと窓枠のコントラストがとても美しく、
窓枠の幾何学的なデザインが目をひきつけます。
2階を見上げるとアーチ状の小さな窓が並び、これもまた素敵です。
だけど、住むにはどうなんだろうと思われたあなた、ご安心下さい。
今回ご紹介する部屋は2016年に内装のリノベーションがされており、とても綺麗で、住み心地は良さそうです。
しかも、部屋の内装も単に新しくするのではなく、外のモダンなイメージをそのまま中に取り入れたようなデザイン。
建物だけでなくデザインをしっかりと引き継いでいるのが素敵ですよね。
建物に敬意を払って住みたくなる。そのような物件です。
【check point】
・定期借家2年です。