アンティークで重厚感のある空間です
大正浪漫とは言ってもこちらのお部屋は昭和生まれ。
少し懐かしいような、昔の洋館のような、そんな感じです。
レトロ、という言葉はこの部屋には少し軽すぎるかもしれません。
ダークブラウン、いえ、千歳茶(せんざいちゃ)色の重厚な扉と暖炉調のストーブ置き場。
照明の一つ一つも一昔前の洋館を想わせるような。
この窓に頬杖を突いて、窓の先をぼんやり眺める時間とか、贅沢です。
シンプルめのキモノガウンとか、寝間着に羽織りたいですね。
ただ、格子が印象的なこの窓の先には電柱から伸びる電線が見えます。
二階とあって望めるのは住宅街、緑溢れた西洋庭園とかではありません。
それでも格子のお陰で眺望は全く気になりませんし、バルコニーの手摺りも白で一工夫あるデザイン。
そしてやはり懐かしい感じのする浴室は、タイルに和な桜の模様が施されています。
こんな所にも和洋折衷が。
トイレはシックな黒で、この一部屋全てに統一感がありました。
綺麗でしたが、それなりに古さはあります。
フローリングもほんの少し柔らかい所があったり。
でもそれが、この部屋に深みを与えている印象を受けました。
この物件の良さは、是非その目でご確認下さい。