久々登場、ヴィンテージシリーズは代官山。
「あの代官山マンション」というべきでしょうか?
立地は代官山と渋谷の中間くらい、上から見ると鳥が羽を広げたような優雅な形状の、ヴィンテージマンションです。
竣工は1971年。
既に40年を超えてなお、その地にもたらす凛とした空気はさすがというほかありません。
長年ここに携わって来た人々の「代官山マンションはこうあってほしい」という思いの結晶がここを代官山マンションたらしめています。
まるで学校のような立派な門を通り抜けると見えてくる巨大建築物。
よく見ると外壁は細かなタイルが張り巡らされた、とても手の込んだものであることがわかります。
タイルパターンの繰り返しと、折り重なる階数で少し目が回りそう。圧巻。
24時間有人管理のエントランスからエレベーター(2基)でお部屋へ。大規模マンションなのに殆ど人の気配が感じられない程の静けさには緊張感さえ漂います。
室内はフルリフォームされて新しい状態。
大理石調の廊下にオレンジのライトが反射して高級感を醸し出しています。
居室は落ち着いたトーンでまとめられたリビングと洋室2間。
リビングの窓の向こうは一面緑が生い茂り、四季を感じさせる様子に心も和みそう。
さらにその奥は実は東急東横線の電車が通る線路となっている為、窓は二重サッシです。
窓を閉めておけば騒音はかなり軽減されますが、念のためご注意ください。
キッチン、バス、トイレ等の水回りは一通り改修済み。
どれもこのマンションの雰囲気を乱さない上品さを保ったリフォームです。